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ソニーが、カセットテープ型ウォークマンの国内生産・販売を終了するらしい。
全世界でのカセットテープ型ウォークマンの累計販売台数は2億2,000万台!!
オイラもその内の2台を所有していた。

オイラが初めて初代ウォークマンを体験したのは1980年の3月。
小さな躯体からハイファイなサウンドが飛び出すなんて想像もできなかったのでカルチャーショックを受けた。
この高音質は新開発の小さなヘッドフォンによるものが大きいと容易に判断できた。

当時は音楽を携帯するにはラジオが一般的で、レコードやカセットテープを携帯するなんていう発想もなかった。
しかし、人間の贅沢は底なしである。
ウォークマンは素敵な音楽を何処に居ても聴きたいという我儘を実現させてしまったのである。
ただ、音楽を聴くだけではなく、ヘッドフォン端子を2つ付けて二人で楽しめるアイテムに仕上げてある。
また、二人の会話を阻害しないようエマージェンシー・ボタンを押すと内蔵されたマイクが会話を拾い、ヘッドフォンに導いてくれる。
なんとも心憎い演出であり豊かな発想でもある。
現在は、フラッシュメモリー型のMP3プレーヤーが主流になっているがヘッドフォン端子は1つであり、会話をするためには音量を絞るか再生を停止しなければならない機種がほとんどである。



初代ウォークマン発売から30年が過ぎて人々のコミュニケーションはヘッドフォン端子の数のように薄れているのだろうか。
群れている小学生は全員がPSPを持って画面と向き合い、群れている高校生は全員がケイタイを操作している。
安価な居酒屋で同じことを何度も論じている薄汚い酔っ払いオヤジ連の方が人間味があるような気がしてならない。

ちなみに、カセットテープ型ウォークマンの海外向けモデルは継続するらしいので安心だ。(←なにが?)
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ヤマナシの木に隣接する場所で撮った写真を探してみた。

これは牧草のコロコロ。
この後、すぐに白色のビニールで包装されてしまうのでレアな状態である。





オイラが勝手に名付けている『梨友の木々』。
6本ほどの林が周辺の風景に優しく溶け込んでいるようでもあり、また存在感がある。
まるで「ヤマナシの木」の友達のようにも見える。





そして、「ヤマナシの木」から北方向を見ると人間の文明を飲み込む腐海(ナウシカ)のような森が見える。





さてさて、ちょっと暗い雰囲気になりそうなので・・・
画面中央奥の道路脇に「ヤマナシの木」を確認できるだろうか?
周りに人家などない真っ直ぐな道の脇にポツンと存在する大木だからこそ存在感があるんだよね。


例の「山梨の木」がある場所は、山梨県ではなく長野県南佐久群にある。
詳しくはGoogle Mapで紹介しよう。


大きな地図で見る

周辺は魅力的な被写体に恵まれている。
そして夜は天体観測に最適な場所でもある。





ヤマナシの木で検索される数が多いので補足しました。
・・・どうやらTVドラマの「獣医ドリトル」のロケ地で注目されているようだ。
是非ともマナーを持って、この素敵な景色を堪能して欲しいものである。




引き続き、中尾良一先生の診察室である。
よく見ると恐怖さえ感じるツールがガラス戸の中に納められている。
ユーモアを感じる鯛の絵が上部に飾られているのだが、反して、まるで「真名板の上の鯉」を連想する。

診察室の椅子に座り、先生の言葉を上の空に聞きながら、訳もなく恐怖心を抑えられない酸欠な自分をも連想してしまう。

もしかして究極の恐怖とは、おぞましい妖怪や霊魂を見ることより、自分の健康状態が危機にあることを自覚する事なんだと・・・ くワばら・クわバラ


尿療法で有名な中尾良一先生の診察室入り口である。
たぶん1950年代に建てられた医院。
レトロでありながらも、なるべくはお世話になりたくない雰囲気なのである。
   
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