郷土

週末に甲州市（旧塩山市）にある恵林寺周辺を散策してきた。
恵林寺と言えば甲斐国の武田信玄の菩提寺で有名かと思います。
まあ、目的は恵林寺ではなくて、その周辺の集落なんです。
やはり歴史を重ねてきた恵林寺でありますので近隣の集落にも時代としての重みが感じられるはずです。

てな訳で、自宅から自家用車で一時間以内の場所なので気楽に行けます。
朝撮りの前日はGoogle Mapとにらめっこしながら、第六感を働かせて美味しそうなお散歩エリアを壊れ掛けた脳味噌に押し込みます。
航空写真はリアルなイメージとして感じられるので重宝しています。

さて、恵林寺の周辺には松里というエリアがあります。
この集落は歴史を感じさせるアイテムが豊富です。
特に大きな松尾神社や、ヤマトタケルが東征帰りに立ち寄った伝説地が複数あります。



松尾神社には「褥塚」と彫られた石碑がありましたが漢字が読めません。
初めて見ました。こんな塚があるなんて知りませんでした。
Webで検索すると、それもそのはず。一件しかヒットしませんでした。
褥は「しとね（寝具）」と読むらしく、ヤマトタケルが宿泊した場所だと想像できます。
また、この松尾神社の近くには「御箸杉」を祭った熊野神社もあります。



どうやら、ヤマトタケルが食後に自分が使った箸を地面に立てると大杉になった場所のようです。
この大杉は既に枯れてしまっていますが、根本付近の残骸はクレーターのように存在しています。
大人３人が両手を広げて囲んでも足りないような大きな幹周りです。

他には山梨県では普通に見られる丸石の道祖神があちこちに派手に鎮座しています。
丸石が十五夜さんの団子のように盛られていたり、巨大（巨石）なものがあったりします。



この丸石については後日探索の必要がありそうなので楽しみにしています。
オイラのレポートを待てないアナタはwebで「中沢厚」を検索してみてください。

さてさて、さすがに観光地の恵林寺に寄らずに帰れません。
なぜなら小腹が空いてきたからです。
参道にある団子屋さんで１本100円のお団子は美味かったなぁ～～～！
「いそべ」と「しょうゆ」はさっぱりとお勧めですじゃ！！

上手な買い物

カメラやレンズ、はたまたAV機器やPCを購入する際に参照するウエブサイトは価格.comが最も多いらしい。
オイラも常連のように参照している。
この価格.comの製品に対して一般の人々が質問や使用感が書き込まれる「クチコミ」を読んだことがあるだろうか？
内容は２ちゃんねんる状態なのだが、滑稽な書き込みや、やり取りがあり読み応え十分だ。
デジカメに於いてはディスプレイで等倍鑑賞が最も正しいと言い張るデジタルヲタクさえ存在する。
フィルム時代を経験していない新人類は一発芸の芸人より笑わせてくれる。



さて、そろそろボーナスをもらえる時期が近づいて価格.comで最安値のお店を調べたりする機会が増えると思うが、いきなり最安値のお店を選択しないようにしたい。
なぜなら、送料や手数料の違いで大きく逆転する場合があるからだ。
また、カメラにおいては交渉次第では近所の小売店と価格.comの価格が同等以下なんて～こともありえる。
さらに必要な付属品をサービスしてくれるようなら販売店へ足を運ぶが勝ちなのだ。
高価なモノを購入する時ほど差額が大きいので安易に購入店を選ばないようにしたい。

Gallery更新

Photo Galleryを一ヶ月ぶりに更新した。
山間部に点在する集落の写真10点。
カメラはNikon D40である。

魔法？

先日購入したAlto Saxのマウスピースは、イマイチ吹き心地がスムースではない。
今まで使っていたマウスピースは本体購入時にオマケで付属しているような安価なものだったのでグレードアップを期待して新調した。
しかし、期待は裏切られた。
でも、どうして？と考えるとリードを締め付ける金具（リガチャー）は新調していない。
これだ！リガチャーも替えないとマウスピースの能力を発揮できないのだ。



そんな訳で、今日、リガチャーを買ってきました。
マウスピースが16,000円、リガチャーが10,000円という高価な組み合わせ。
なんでこんな金具が10,000円もするのか理解に苦しむ。
それに製品名が『魔法のリガちゃん』。
おもいっきりふざけている。
でも好きだ。（笑）
さてさて、どんな音が出るのか楽しみである。

夢と現実

ちょこっと物欲が出てきた。
例えばHDDビデオプレーヤーが欲しいとNetで調べたりした。
でも、数日経つと何を欲しかったのか思い出せない。
記憶力が弱いのか、それとも元々本当に欲しいと思っていなかったのか・・・

また、来月はボーナスが貰えるのでNikon D90でも買おうかとも思った。
ところが、現在所有しているD100とD40に不満があるかと問えば決定的な理由はない。
D90を買ったからといって劇的に変化するものなどほとんど無い。
強いて言うなら、一番変化するのは預金の残高だろう。



じゃ、D90じゃなくてD700だと35mmフルサイズであるので劇的な変化が望める。
購入理由を明確化できる。
先週の土曜日に新宿のニコンサロンへ行ってきた。
そこでD700の実機を試写することができた。
第一印象は『重い！』
めちゃめちゃ重いのである。
BodyのみではCONTAX STより軽いのだが、ズームレンズを付けたとたん総重量は逆転する。
「こんなん重くちゃ、お気軽ストリートスナップには向かないわ」と購入を断念したが、今頃になって単焦点レンズを付ければ限りなくST同等の重量だと気づいた。
でも、価格は20万円超え。
おいそれと購入できる価格ではない。
それじゃ6x6のローライにしちゃおかなぁ～
などと夢を膨らましている時期が一番楽しいのかも知れない。

そうだ！朝撮り用の防寒靴とダウンジャケットにしよう！！
このところ、めっきり寒くなったしねぇ～～
それよりも今夜の酒の肴は白身の刺身がイイなぁ～～
ささやかな贅沢で、ちょいと高価なワインなんぞも奢ってしまいましょう。

結局、夢は薄れて現実的になっちまうんだよなぁ

クリーミーな生ビールの泡

久しぶりにユーミンのベストアルバムを聴いている。
『あなたは私の青春そのもの』と歌う卒業写真の歌詞を、もう30年近く遡ったその時に現在進行形で感じていた。
胸の辺がモヤモヤと重苦しく、伝えたい気持ちが目の前で蒸発しているんじゃないかと悲しく深い溜息をつく。恋だとは解っているのに、まるで罪を犯しているように自分を戒めていた。

そして30年が経過した今でも、あの時よ、もう一度と望んでは諦めの溜息をつく。
苦痛にも似た感覚を望むなんて変だ。なのに懐かしさだけでは終わらせたくない心残りは徒花だとは解っているのに。

左手の中指の先端が炎症を起こしていて痛い。
だから思うようにタイピングできない。
苦痛を伴ったとしても我慢を圧縮して爆発する際のインパクトを望んでいるからタイピングは続く。



土曜日に東京へ行ってきた。
新宿の陸橋工事で終着駅は中野に変更されていた。
Alto Saxのマウスピース購入を言い訳にして、久しぶりの上京で刺激を受けたいと思った。

深川付近の東京都現代美術館で森山大道の写真でも拝もうかと企んでいた。
ところが期待に反して常設展の刺激に感動し、オイラの行く末はシュールレアリズムなのかと恋の予感だ。（笑）

昼食は築地市場の長蛇の列に辟易し、そこから10分ほど歩いたビルの二階にある小洒落た寿司割烹でクリーミーな生ビールの泡に溺れそうになりながら、ゆったりとした休息を貪った。
それにしても東京は喫煙事情が異常だ。
人権無視とも言える無煙条例は余りにも無謀だ。高い税金を払っているにも関わらずサービスを得られないなんて自由主義に反する！！
幸い、昼食の割烹では席を移動せずに喫煙できたのは当たり前すぎる接客だとは感じつつも有り難かった。

さてさて、新規購入のマウスピースの吹き心地は・・・
機会があればお話しすることにしよう。