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怪談
怪談の季節になりましたぁ~
怖いですね~
おばけと幽霊は異種だそうです。

ある蒸し暑く寝苦しい夜中・・・
俺は目を覚まし、胸の汗を拭いながら寝ている部屋を見渡した。
眠い目を擦って開け放った襖の向うを覗うと、確実に何かの気配を感じた。
そんな時・・・
『ぎゃ~~!おばけぇ~~~!!』
と叫ぶに違いない。
それとも恐怖のあまり声さえも凍り付いてしまうかもしれない。

このような場合、ほとんどの人は『おばけぇ~~~!』と叫び、『ゆうれいぃ~!』と言うのは少数派のようだ。
どちらにしたって怖い!!
種類が違っても怖さは極限に達する。

しかし、よ~く考えてみると、その「おばけ」は何を目的として出現したかが気に掛かってしょうがない。
もしかしたら人違いで出てきたかもしれないのだ。
これって近所迷惑とは言わないのだろうか・・・
仮に人違いで出てきて呪いでもかけられちまったら運が悪かったでは済まされない。
災害だと割り切るにはリスクが大きすぎる。

そんな時、俺だったら、そのおばけを脅かすね。
『俺を呪ったら、逆にお前を一生呪い返すぞ!!』ってね。
きっと、この一言でおばけは尻込みをするに違いない。
でも、待てよ~~~
このおばけに一瞬で呪い殺されたら、オイラの一生は即 The End。
呪い返す暇もなく閻魔大王様の講義を聞くことになりそうだ。
これじゃ絶対に損だよ。そんそん!

じゃ、どうしよう・・・・・
せっかく訪問してくれたおばけ様なので鄭重に持て成した方が身のためのようだ。
『ようこそおいで下さいました。今お茶をお入れいたしますので、ごゆっくりしていってくださいね。』
こんなことを言って居座られたら困るけど、社交辞令なので真に受けはしないだろう。
いやいや世間話でお茶を濁せる相手ではないはずだ。

ここは素直に
「何か御用ですか?」
と尋ねることが解決の早道になりそうだ。

ちゃんと答えてくれるだろうか・・・
答えてくれた声が不気味だったらどうしよう。
これじゃ恐怖はピークを超えてしまう。

ふと横を見ると、安らかな寝息を立て、笑みまで浮かべている妻が寝返りをうった。
妻は天国、俺は地獄の状態に無性に腹が立って大声で叫んだ!!

うらめしい~~~~!!!

すると、おばけは俺の頭を小突いて
幽霊か!? ポカッ☆
と突っ込みを入れた。
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無題
怪談話、大好きだったんですよ~
まだ花も恥じらう中学生の頃ですが、数学の先生は教室に入って来るなり皆で拍手で
迎えては怪談話をおねだりしては色んな話を聞きました。
勿論数学はその分、家に帰ってから一生懸命勉強しましたよ。
後にも先にもこの時期だけ数学は評価最高点の5でしたよ。  笑
今時こんな先生がいたら親が怒鳴り込むのかな~?
今は滅多に怪談話聞く機会がなくなりましたね。
おばけは、優しい人にとりつくようなので、ここは意地悪く毅然とした態度で応対した方がよさそうですね~
これからは意地悪ばあさんを目指します。
菩薩様
楽しく勉強を教えてくれる先生は人気があるし、その教科を好きになれますね。
学校の勉強ばかりが人生に必要だとは思えないですよね。
私も昔はいくつかの怪談のレパートリーを持っていまして、クラブ合宿へ行った時は私の周りに人だかりがでてしまい深夜までおねだりされた思い出があります。

実は幽霊のほとんどが地縛霊だそうで怨念を持っているそうです。
一方、おばけは人間の姿かたちとは違った特徴を持っているようです。
日本には古来から「妖怪」もおりまして精霊などは妖怪に分類されそうです。
つまり宮崎アニメに出てくるトトロや真っ黒くろすけ、木霊、もののけなどは妖怪の仲間のようです。
どちらにしても自分を意地悪な状態に置くことは幽霊の候補になってしまうのでほどほどにした方が良いかもです。
いつも優しい心を持っていれば鶴の恩返しがハッピーエンドになりそうです。
ノアさんは菩薩様のようなお方なので心配はありませんね。(^-^)
  • 風間 さん |
  • 2007/08/17 (12:42) |
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