本館の『Photo Gallery 沙塵』へもお越しください。(Linkから飛べます)
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
学習と科学
小学生向け学年別学習雑誌の「学習」と「科学」が休刊するらしい。
オイラの家は貧乏だったので、このようなハイカラな本を買える余裕はなかった。
先生から生徒に手渡しされた本はピカピカに輝いていた。
しかし、そのピカピカの本はオイラの手元には届かず友達が読んでいる横から覗くだけだった。
勉強嫌いなオイラは「学習」などのには興味がなく、いつも「科学」の付録に目は釘付けであった。
いつか、あの付録で実験をやってみたい。
そんなことを思いながら5年生まで過ぎていった。
ある日、ダメ元で母におねだりしてみた。
5年生の1年だけでイイから「科学」を買ってくれと。
母は、なぜその本が必要なのか説明を求めた。
オイラは切々と説いた。
まず、クラスの半数近くが「科学」の信者(笑)であること。
そして、オイラも信者となって実験を重ねて野口英世のような科学者になりたいと。
なんとか母を説得して単年度の条件で「科学」の信者になることができた。
ちなみに、なぜクラスの半数が信者かと言うと、女子は科学に興味をもっていなかったからだ。
確か、2人の女子が「科学」の信者だったと記憶している。
さて、めでたく「科学」の信者の資格を得ることができたオイラは先生から手渡される日を待ち遠しく思っていた。
そして、その日は突然訪れた。
先生がオイラの名前を呼んだ。
「科学」を手渡すためだ。
するとクラスがざわめいた。
クラスメートの男子が
A君「おっ、風間が科学の仲間になったぞ~!」
B君「良かったなぁ~、風間~」
なんだかヒーローになったみたい。
頬を赤らめながら、付録と本がセットになった分厚い「科学」をムンズと掴み机の上に置くと、えも言えぬ幸せの波動が体中を駆け巡った。
野口英世の世界は、すぐそこにあるようにも思えた。
「科学」の付録で覚えているのは・・・
料理で使うバットみたいな器が回転できる台に乗っていてバットの底に紙を敷く。
回転させながら水で溶いた水彩絵の具を垂らす。
色を換えて、同じ動作を繰り返すと、ウルトラQのオープニングのような不思議な渦巻き模様が描かれるんだな~
記憶は定かではないがミョウバンの結晶作りキットもあったような・・・
この結晶作りはハマった。
器に水を入れミョウバンを溶かして温める。
ミョウバンが飽和するまで継ぎ足す。
木綿糸の先端に少量のミョウバンを付着させ、器の真ん中に垂らして固定できるように割箸で橋渡しをする。
そのまま冷めるまで静かに待つ。
すると木綿糸の先端に水晶の様な無色透明の小さな結晶がいくつか付着している。
上記の作業を何度も重ねると結晶は次第に成長していく。
あ゛~~~、説明するのが面倒になってきた~
じゃ、参考ページのリンクを!!
これで、握り拳大まで成長させましたよ。
宝物でしたね~
そんなこんなで、野口英世にはなれなかったけど、感動と思い出を与えてくれた「科学」に感謝です。
そうそう、「科学」の影響で中学生の時は化学部(クラブ)、大学は理系でしたぁ~
オイラの家は貧乏だったので、このようなハイカラな本を買える余裕はなかった。
先生から生徒に手渡しされた本はピカピカに輝いていた。
しかし、そのピカピカの本はオイラの手元には届かず友達が読んでいる横から覗くだけだった。
勉強嫌いなオイラは「学習」などのには興味がなく、いつも「科学」の付録に目は釘付けであった。
いつか、あの付録で実験をやってみたい。
そんなことを思いながら5年生まで過ぎていった。
ある日、ダメ元で母におねだりしてみた。
5年生の1年だけでイイから「科学」を買ってくれと。
母は、なぜその本が必要なのか説明を求めた。
オイラは切々と説いた。
まず、クラスの半数近くが「科学」の信者(笑)であること。
そして、オイラも信者となって実験を重ねて野口英世のような科学者になりたいと。
なんとか母を説得して単年度の条件で「科学」の信者になることができた。
ちなみに、なぜクラスの半数が信者かと言うと、女子は科学に興味をもっていなかったからだ。
確か、2人の女子が「科学」の信者だったと記憶している。
さて、めでたく「科学」の信者の資格を得ることができたオイラは先生から手渡される日を待ち遠しく思っていた。
そして、その日は突然訪れた。
先生がオイラの名前を呼んだ。
「科学」を手渡すためだ。
するとクラスがざわめいた。
クラスメートの男子が
A君「おっ、風間が科学の仲間になったぞ~!」
B君「良かったなぁ~、風間~」
なんだかヒーローになったみたい。
頬を赤らめながら、付録と本がセットになった分厚い「科学」をムンズと掴み机の上に置くと、えも言えぬ幸せの波動が体中を駆け巡った。
野口英世の世界は、すぐそこにあるようにも思えた。
「科学」の付録で覚えているのは・・・
料理で使うバットみたいな器が回転できる台に乗っていてバットの底に紙を敷く。
回転させながら水で溶いた水彩絵の具を垂らす。
色を換えて、同じ動作を繰り返すと、ウルトラQのオープニングのような不思議な渦巻き模様が描かれるんだな~
記憶は定かではないがミョウバンの結晶作りキットもあったような・・・
この結晶作りはハマった。
器に水を入れミョウバンを溶かして温める。
ミョウバンが飽和するまで継ぎ足す。
木綿糸の先端に少量のミョウバンを付着させ、器の真ん中に垂らして固定できるように割箸で橋渡しをする。
そのまま冷めるまで静かに待つ。
すると木綿糸の先端に水晶の様な無色透明の小さな結晶がいくつか付着している。
上記の作業を何度も重ねると結晶は次第に成長していく。
あ゛~~~、説明するのが面倒になってきた~
じゃ、参考ページのリンクを!!
これで、握り拳大まで成長させましたよ。
宝物でしたね~
そんなこんなで、野口英世にはなれなかったけど、感動と思い出を与えてくれた「科学」に感謝です。
そうそう、「科学」の影響で中学生の時は化学部(クラブ)、大学は理系でしたぁ~
PR
止めた輪ゴムがはちきれそうな、あの雄姿。
手にした時の、何ともしああわせな気分。
思い出しますね。
私は、とにかく動かせる付録ものが大好きでした。
模型の類も、動力がある物にしか興味が無く、
飾るだけのスケールモデルにはまったく見向きもしませんでした。
モーターとギアと仕掛け、電池に導線に電球、...
そしてリモコン。
これが揃えば幸せでした。
オイラも飾るだけのモデル系は興味薄でしたよ。
やっぱアクティブな仕掛けにワクワクしますよね。
小学生時代に無線リモコンは高根の華。ワイヤードであっても満足してましたモン~
聞いてみたら同世代の職場の男子のほとんどが「科学」でしたよ。
ほんと長寿な本でしたね。
今は名前を変えて「おとなの科学」という本になったみたいです。
小学生の時に「科学」で育ったおとなに向けて作られているんでしょうね。