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初夢
昨年の暮れは久々にCONTAX STにモノクロフィルムを装填して山間集落のスナップを撮ってきた。
撮りきっていないので現像はまだだが、久々に覗く銀塩一眼のファインダーの気持ち良さを再び感じた。
レンズは大好きなDistagon 28mm F2.8を装着。
それにしても小振りな単焦点レンズなのに本体と合わせると重量は余裕で1kgをオーバーする。
ストラップが首にめり込みそうだ。(大袈裟)
しかし、この重量のおかげで手振れを防げそうだ。
と、思いきや・・・撮り進んでいくと、この重さで手が震えるようになった。
特に縦位置で頻繁になった。
やばい!握力が退化している・・・
いやいや、軽量のNikon D40に甘んじて、いい加減なホールディングに慣れてしまったのか?

そう言えば昨今の最新デジカメは撮影者の能力不足を援助する機能が満載だ。
焦点距離を可変できるズームレンズは鈍足なフットワークを補助し、多点AFは不出来なファインダーやレンズのフォーカスヘリコイドのスカスカ感を補助、手振れ補正は脇の甘いホールディングを補助、顔検知機能はフォーカスロックを補助、そしてマルチパターン測光は意図的な露出制御を無効にしてくれる。
なんでもかんでもオートになって失敗の率は減ったものの、撮影者の意図を封印する方向へ動いているんじゃないかと被害を妄想してしまう。
まあ、マニュアルモードが無くなった訳ではないので、そう落胆しなくてもいいのだけどね。

将来はフレーミングさえもオートになりそうだし、ロケ地へはカメラ本体だけが飛んでいってシャッターを切ってデータは無線で送ってくるなんてことになりそうだ。
そうなるとデスクトップ・フォトグラファーってぇ~のがトレンドとなり、コタツでミカンを食べている間に北極にいる白熊の交尾を撮影できてしまう。
そしてカメラの撮影技術とは、遠くに飛んでいっているカメラをラジコン飛行機と同等にパイロットする技術に置換わっていきそうだ。
銀塩しかなかった時代に誰がパソコンの操作ができなかったら写真として成り立たない時代が来るなんて想像していただろうか。
だからデスクトップ・フォトグラファーが主流になる可能性だって十分あるはずだ。



それって明るい未来なのかなぁ~・・・
新春に、このような初夢を見なかったことに感謝し、今年は体力をつけるためのトレーニングを必須課題としなくては・・・と感じている。
感じてはいるけど実施となると難しいんだよなぁ~コレガ!
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