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コンパクトデジ
デジタルカメラを目の敵に大声を出しているような風間なのだが、決して否定している訳ではないのです。
実は新作の『東京メッシュ』と『團澱街』は、Fine Pix F710というコンパクトデジタルカメラで撮った写真なんです。
さすがに撮像素子の小ささでボケ味や立体的質感には欠けるところがありますが、この機種の特徴である高ダイナミックレンジの性能は目を見張るものがあります。
つまり銀塩ネガと同等の「飛ばない・潰れない」光の再現性は作品を追い詰める上で懐を深く持つことができるのです。
すなわち、表現の幅を広く持つことができるということなんです。
あえて言いますがこの様な道具(カメラ)だから良い作品が撮れるとは限りません。
自分が意図する写真にほんの少しだけ近づくための機能なんだな~と思っています。

スナップ写真を撮るに際して本来なら一眼レフのファインダーを覘いて、しっかりフレーミングしたいのです。
しかし、不意な一瞬を記録するためにポケットから即座に取り出せる機動性、携帯性はコンパクトカメラに軍配が上がります。

銀塩のコンパクトカメラについては、「高級コンパクトカメラ」と呼ばれる機種があります。
有名なところでは、Richo GR1シリーズ、Contax Tシリーズ、Minolta TC-1、Fuji クラッセ、などがあります。
どのカメラも一眼レフの写りと同等もしくはそれ以上の性能なのです。
ところが、ことデジタルにおいては一眼レフとコンパクトでは、まったく違った設計をされています。
なんと言ってもCCDやCMOSなどの撮像素子の大きさが違います。
今主流のデジタル一眼の撮像素子の大きさは35mmフィルムの1コマより一回り小さい、または同等なのに対して、コンパクトデジは指の先ほどの大きさだったりします。
巷では画素数が多ければ良いカメラだと思っている人がほとんどですが、撮像素子の大きさは画素数以上に画質を左右します。
まあ、単純に言ってしまえば「大きいことはイイことだ~」なのです。(笑)
ところが、小さくてもイイことがあります。それは何処にもピントが合っている絞り込んだパンフォーカスな写真が得意なのです。
スナップでは割と絞り込んだ状態で撮ることが多いのでコンパクトデジは割と使いやすいのです。

今私が欲しいコンパクトデジは高感度+手ぶれ補正付きですな~。夜の街スナップで大活躍してくれそうですわ。
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