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むかしばなし
今日のランチは職場近くの蕎麦屋でした。
初めて行くお店なので、どんな味なのか興味津々。
結果としては「まあまあ」という程度でした。

でもこれだけの話題でBlogを書いたわけではありません。
その蕎麦屋には文庫本ほどの大きさで二冊「むかしばなし」が各テーブルに置いてあります。
「むかしばなし」は注文してからの待ち時間に丁度良い短編です。
オイラは『かさじぞう』と書いてある本を手にしました。
物語のあらすじは・・・

ある所に おじいさんとおばあさんがいました。
おばあさんが言いました。
『明日は年越しだけど餅の準備もできないから私の織った反物を売って品物を買ってきてくださらんか。』
おじいさんは、おばあさんから渡された反物を持って雪降るなかを出掛けていきました。
おきな声で『反物はいらんかぁ~』と叫んでも誰一人として振り返る者はいません。
困り果てていると、おじいさんと同じような傘売りと出会いました。
お互いに売れないことを慰めあっているうちに反物と傘を交換することにしました。
おじいさんは交換した5つの傘を抱えて帰宅しようと村はずれまでくると道端の六地蔵さまを見つけました。
『こんなに雪が降っているのに地蔵様が可愛そうじゃ』と5つの傘と自分の手ぬぐいを地蔵様に掛けてあげました。
手ぶらで帰宅したおじいさんは、このことをおばあさんに話すと
『良いことをしなすった。今夜はお湯と漬物を食べて早く寝ることにしましょう。』
とおばあさんは笑顔で答えました。
二人が寝ていると六地蔵様が尋ねて来て、御礼のお金と品物を置いて帰っていきましたとさぁ~

とまあ、物語はよくある『他人には親切にしなさい』という人生の教訓であるようです。
しか~~~っし!! それだけ?
見返りを期待しての親切なんて裏切られることなんてしばしばです。
それよりも、おじいさんの行為に対して、おばあさんの反応がミラクルです!
これこそが長年連れ合った愛の深さ、愛の証だと思うのです。
いっや~、素晴らしい!!

ところで六地蔵さまってね
どんな意味で祭られているかというと~~
http://kyoto.cool.ne.jp/jizo/Prejizo/rokujizo.shtml
↑リンク参照っす。(^^;
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