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お伊勢参り その弐
前回に引き続き、話題はお伊勢参りです。

2泊3日の旅行は財政的になかなか実現できません。
そこで地元山梨県内でお伊勢参りをシミュレートするために、各神社の性格を探ってみることにします。
伊勢神宮、熊野三山、熱田神宮とはどんな神社なのでしょう。



まず、伊勢神宮とは?

・内宮の祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)
・特記事項は三種の神器の一つである八咫鏡(やたのかがみ)を御神体とする。
・外宮の祭神は豊受大御神(とようけのおおみかみ)
・摂社、末社等を含めると125社になる。

次に熊野三山とは?

・熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三つの神社の総称。
・熊野本宮大社の主祭神は家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)
・熊野速玉大社の主祭神は熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)
・熊野那智大社の主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)で那智滝が御神体とも言われる。

3つ目は熱田神宮

ここの主祭神は、熱田大神(あつたのおおかみ)なのだか、これがいささかややこしい。
三種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)別名:天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)が御神体であるにも関わらず、熱田大神は伊勢神宮と同じ天照大神だとの説明が熱田神宮のHPに記載されている。
これは疑問である。
なぜなら、草薙剣の使い手はヤマトタケルであり、天叢雲剣はスサノオのシンボルであるからだ。

ここで、草薙剣についての逸話を振り返ってみよう。
元々、この剣はスサノオが出雲に天降りて櫛名田比売命との結婚を条件に八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した際に八岐大蛇の尻尾から出てきた。
この時点では天叢雲剣と呼んでいる。
その後、スサノオは天叢雲剣を姉の天照大神と仲直りをするために献上する。
この時点から天叢雲剣は天照大神の所有となるが、時代は流れてヤマトタケルが東国征伐に行く際に伊勢神宮に居る倭姫命(やまとひめのみこと) から餞別として受け取る。

ヤマトタケルは東国征伐に向かうを行い、大和に帰る途中、駿河相模の国の草原で焼き打ちにあう。
風下にいるヤマトタケルは草木が燃える炎が近づいてくると、自分の周りにある草木を天叢雲剣で薙(なぎ)倒して危機を乗り越える。
ヤマトタケルは天叢雲剣が自分を救ってくれたことに感謝し草薙剣と改名する。

以上は古事記に記されている。
内容を整理すると。
天叢雲剣はスサノオと天照大神が所有。(八岐大蛇も所有者だが)
草薙剣はヤマトタケルが所有。
あくまで御神体を草薙剣と呼ぶのならヤマトタケル以外に適者はいない。

ということで、熱田神宮の熱田大神は倭建命(やまとたけるのみこと)が相応しいと思うのだが・・・

さて、神社に祭られている神様(祭神)が判明しました。
今回はココまで。
次回は、祭神である天照大御神、豊受大御神、家都美御子大神、熊野速玉大神、熊野夫須美大神、倭建命とはどんな神様なのか調べてみます。
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歴史
私は、Dさんの、とうとうと涌きいずるような博識に、すごい..と
思って、記事をただゞゞ、興味を持って拝見しておりました。
他の読者も、同じような感じの方もいらっしゃったのではないでしょうか。
即座の反響の有無と、記事に対する読者の関心度は、すぐには整合
しない可能性があります。
話を戻すようで、何ではありますが、たまたま私も最近、社のことで
ええ、?と思うような記事を見ました。
古代朝鮮からの侵略部族が、日本を支配してきた
  ttp://blog.trend-review.net/blog/2008/08/000801.html
本当なら歴史観が大転換する話....。
  • ムー:ミン さん |
  • 2010/01/31 (19:46) |
  • Edit |
  • 返信
ムー:ミンさん
ムー:ミンさん、フォローしていただいて感謝です。
Ω教の惨事以来、一般の人々は宗教や信仰に対して罪悪感を持つようになってしまいました。
これは悲しいことであり、日本国を牛耳っているのはマスコミであることの証明であるように思えてなりません。

リンクページを斜め読みしてみました。
大枠は同意しています。

また、このリンクページの長文を読まずして理解したい方に噛んで含んだ説明を次の記事で表現したいと思います。

何よりもムー:ミンさんやオイラが日常の『事』を興味を持って撮る意味の端っこを解明できそうな・・・、そうでないような・・・

次の記事が書けるまで少々お待ちください。
  • 風間 さん |
  • 2010/01/31 (21:51) |
  • Edit |
  • 返信
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